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旬の味を喰らう会

第11回

日 時 2003年10月3日 午後6時30分
会 場 オペラシティ スカイウインドウズ 海燕亭特別室 東京都新宿区西新宿3-20-2 オペラシティタワー54階
調理人 海燕亭 調理長 大里利光氏
食 材 鮪師のまぐろ(宮城県 寶洋水産)、カサゴ(山口県 山口はぎ漁協)、ブドウ海老(宮城県 石巻魚市場)、
ノドグロ、シイラ(島根県 大田市漁協)、アワビ(千葉県 房州ちくら漁協)、四万十川すじ青海苔(高知県 加用物産)、
カボチャ、ジャガイモ(北海道 藤石農産)
ワイン:カヴァ・コドーニャ社 ピノ・ノアール ロゼ(ロゼ辛口)、モンダヴィ・プライベートセレクション・ソーヴィニョンブラン(白辛口)、シャトー・メルシャン 甲州シェルリー(白辛口)、モンダヴィ・プライベートセレクション・ピノ・ノアール(赤ミディアムボディ)、クロフランタン・ジュプレシャンベルタン(赤フルボディ)、シャトー・メルシャン 長野メルロー(赤フルボディ)  
献 立 先 付   丹波黒豆 黒豆富、温泉玉子 叩きモロヘイヤ 土佐あん山葵
前 菜  チーズと意外な組み合せ 〆鯖の焼サンド 無花果のゴマそーす 鮪のテリーヌ 
       栗の蜜煮
赤いかソーメン 温泉玉子 旨出汁
生もの  鮪、かさご、ぶどう海老、妻色々
焼もの  のどぐろ塩焼 酢立おろし はじかみ

進 肴  ほろ酔鮑 葱 生姜
洋 菜  シイラの唐揚げ 揚げ野菜添え 黒酢のそーす
揚もの  四万十海苔 薄衣揚げ 味塩
食 事  鮪たたきごはん 香の物 留椀
デザート シークアーサァーのゼリー カットフルーツ添え 

「第11回旬の味を喰らう会」についてご紹介します。
 第11回「旬の味を食らう会」が10月3日(金)18時30分より、新宿オペラシティの「海燕亭」特別室で開かれました。オペラシティタワー最上階にある会場は、地上230メートルにあり、眼下にきらめくような東京の夜景を一望できる絶好のロケーションです。今回はお酒とのコラボレーションの第2弾として、「ワインと和食」をモチーフに開催されました。大都会の天井桟敷は、まさにワインにぴったりの雰囲気でした。
 ワインのセレクションは、メルシャン株式会社の大谷文孝常務にお願いしました。選んでいただいたワインは次の通りです。(当日用に大谷さんに作成していただいたワインリストより抜粋)
 今回提供させて頂いた内容は以下の通りです。皆様には、写真で、ご堪能ください。

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先付 丹波黒豆 黒豆富、温泉玉子 叩きモロヘイヤ 土佐あん山葵
なめらかな中にしっかりとした味わいの黒豆腐と、いずれもとろりとした温泉玉子と叩きモロヘイヤの食感の調和が楽しい先付です。
前菜 チーズと意外な組み合せ 〆鯖の焼サンド 無花果のゴマそーす 鮪のテリーヌ
栗の蜜煮
栗の蜜煮を除けば、おそらくどれも初めての味わいでしょう。蜜煮も湿潤な感じではなく、ホックリとしていて、その意味ではあまり経験したことのない食味と言えます。チーズに奈良漬、発酵食品同士の組合せはとても相性が良い一品です。    
鮪(テリーヌ用落とし身)・(宮城県 寶洋水産)
 
生もの  鮪、かさご、ぶどう海老、妻色々
プリっとして上品な甘みのあるカサゴ、この食感ならば2キロ超の大物と思われる。めっきり漁獲量の少なくなったぶどう海老は、レアものと言えるでしょう。ねっとりとした食感ながらほどよい身の甘さと頭の味噌の爽やかな甘みが、本当においしい。おまけの卵は絶品でした。鮪は船上活け締めの鮮度の良さが際だちます。   
鮪・(宮城県 寶洋水産)、カサゴ・(山口県 山口はぎ漁業協同組合)、ぶどう海老・(宮城県 石巻魚市場

焼もの のどぐろ塩焼 酢立おろし はじかみ
別名「赤ムツ」と呼ばれる「のどぐろ」はまさに今が旬。魚の旨さは「一焼き、二煮しめ、三刺身」といわれるそうですが、しっかりと脂ののった旨みは、焼き物が一番でしょう。
のどぐろ(島根県 大田市漁業協同組合)
洋菜 シイラの唐揚げ 揚げ野菜添え 黒酢のそーす
シイラはこの時期しっかり脂がのっています。釣り人にもあまり人気がありませんが、脂ののったシイラは、上品な白身の甘さがおいしい魚です。唐揚げになって、そのうまさが強調されています。揚げ野菜はオホ−ツクのカボチャ「プッチーニ」とジャガイモ「インカの目覚め」。北国のほくほくした甘さはさすがです。ジャガイモは、来年の生産に向けて種芋として産地が仕入れたものをこの会のために提供して頂きました。
シイラ・(島根県 大田市漁業協同組合)
野菜・(北海道 藤石農産)

揚もの 四万十海苔 薄衣揚げ 味塩
こんな贅沢な天ぷらもないでしょう。四万十川のすじ青海苔を、そのまま(あたかも姿揚げのように)天ぷらにしたもの。口中に広がる清冽な海苔の香りに目を見張ります。火を通したためにもっちりとした食感になった海苔は、いままで味わったことのない食味、食感でした。
四万十海苔・(高知県 加用物産)
進肴 ほろ酔鮑 葱 生姜
1年貝のアワビを生きたまま調味した泡盛に2日ほど漬け込んだもの。小さいとはいえアワビの食感と、しっかり調味液を含んだ身と肝が、何とも絶妙の味に仕上がっています。すっかり丸くなった酒精が、ふくらみと奥行きのある味を演出します。  
鮑・(千葉県 房州ちくら漁業協同組合)

食事 鮪たたきごはん 香の物 留椀
こんなにも鮮やかな赤でいいんだろうかというくらい、見事に発色している鮪のたたき。それもこれも、船上活け締めして即座に凍結をかけるという扱いがもたらすものだといいます。もちろん、おいしさも抜群です。黄味醤油で頂きました。
鮪・(宮城県 寶洋水産)
デザート シークアーサァーのゼリー カットフルーツ添え
沖縄特産のシークアーサァー。さっぱりとした酸味が今日の宴の後味を、爽やかなものにしてくれました。
写真の通リ飲み干してしまったワインのボトル達で申し訳ありませんが、当日用にメルシャン株式会社の大谷文孝常務に作成していただいたワインリストより抜粋させて頂きます。

カヴァ・コドーニュ社 ピノ・ノアール  ロゼ(ロゼ)辛口
 
カヴァ・コドーニュ社は、年間4500万本のカヴァを生産し、世界100カ国へ輸出している、世界最大規模の発泡性ワイン・メーカーです。その名門が造るピノ・ノワール100%のカヴァ。フランボワーズやカシス、イチゴや柑橘類を思わせる繊細な香りは豊かで、2年に及ぶ長期の瓶内二次発酵・ 熟成期間により、泡立ちはきめ細かく、やわらか。気品あふれるエレガントな味わいです。<スペイン>

モンダヴィ・プライベートセレクション・ソーヴィニョンブラン (白)辛口
“カリフォルニアワインの父”と呼ばれる創始者ロバート・モンダヴィ。最新の醸造方法や熟成法などを積極的に導入する革新性は、その名を世界に轟かせ、全カリフォルニアのワイナリーに大きな影響を与え続けています。 そのモンダヴィから、有名なスタッグス・リープ・ディストリクト地区で栽培されたソーヴィニヨン・ブランで造った、スパイシーでメロンや桃のアロマ、味わい を強調しながら複雑かつ見事にバランスがとれたエレガントなワインです。 <アメリカ>


シャトー・メルシャン 甲州シュルリー (白)辛口
世界のワインと日本のワイン、それぞれの違いを尊重し、その違いを価値のある個性として認め、育み、自らも成長してきたシャトー・メルシャン。伝えたいのは、「日本のフィネスとエレガンス」。 日本固有の品種、甲州を瓶詰め直前までタンクの中でオリと直接触れさせておくこと(シュール・リー)で、そこはかとなく漂う香りと、ほどよく厚みのある味わい、そして発酵により生まれた繊細な泡など、五感に染みるワインです。<日本>


モンダヴィ・プライベートセレクション・ピノ・ノアール (赤)ミディアムボディ 
モンダヴィ社プライベートセレクションシリーズピノ・ノワール。 コースタル地域の北極からの寒流の影響を受けた、冷涼な気候が特徴で、繊細な香り豊かなブルゴーニュ品種のぶどうをはぐくみます。柔らかなオーク 樽の甘いヴァニラ香とソフトなピノ・ノワールの風味は複雑でやすらいだ、飲み心地をご提供します。<アメリカ>


クロフランタン・ジュブレシャンベルタン (赤)フルボディ 
クロフランタンは、ワイン愛好家の垂涎の的となっている超有名地区に自園を12ヵ所、合わせて15ha所有。ブルゴーニュ伝統のワイン造りを遵守しており、発酵工程では、今では珍しくなった開放桶が使われています。そのクロフランタンのピノ・ノワールの生き生きとした香りと、しなやかで深い コクのある喉越し。期待にこたえる味わいです。ブルゴーニュの人気の高いピノ・ノワールと伝統をご堪能ください。<フランス>

シャトー・メルシャン 長野メルロー (赤)フルボディ 
日本産ファインワインのパイオニア・ブランドとして、世界のワインの歴史にその名を刻み込んでいるシャトー・メルシャン。そこには、日本人の繊細な感性と、土地、品種が生み出す個性が豊かに満ち溢れています。そのシーリーズの中で、日本を代表する銘醸地となった長野県桔梗ヶ原地区のメルローで造ったワイン。黒味を帯びた濃い色調で、熟した赤い果実と樽のニュアンスとのバランスが心地よい印象的な味わいです。<日本>